麻酔を使って、内視鏡検査を始めて40年
お陰様で内視鏡検査数も4万件を超えました
2021年4月2日現在、検査総数43,483件
・内視鏡検査件数と患者様へのお礼
いつも当院で内視鏡検査を受けて頂き、ありがとうございます。
函館市内・近郊はもとより、遠方から来院して頂いている患者様も数多くいらっしゃいます。この場をお借りしまして感謝申し上げます。
2020年4月~2021年3月までの1年間の内視鏡検査件数は、合計1587件(胃カメラ1080件、大腸カメラ507件)でした。やはり新型コロナウイルス感染症の影響もあり、前年度より100件ほど減少してしまいました。
当院の胃カメラは鎮静薬を注射し、細い内視鏡を用いて行っております。胃のみならず、のどや食道、十二指腸も観察し、胃癌や胃・十二指腸潰瘍の原因となり得るピロリ菌の感染診断(血液検査での抗体チェック)および除菌療法も行っています。
大腸カメラはまず前日の食事制限に始まり、当日朝に1L程度の下剤を飲んで何度も便を出さなければなりません(胃カメラとの違い)。実際の検査ではポリープが見つかることが多く、大きさや形状、また表面の模様などを観察していきます。すぐに治療の必要がなく経過をみていいポリープも多いですが、当院で治療可能なものや患者様の希望が強い場合は後日内視鏡治療を行っています。治療に際しては、ポリープ切除後に切除部位から出血を起こすことがあります。治療後は一定期間、激しい運動やおなかに力を入れるなどを避け、飲酒も控えて頂いております(概ね1週間程度)。当院での治療が困難な場合、市内の医療機関へその後の精密検査や治療を依頼しております。
おなかの症状や便の異常がなくても、これまで内視鏡検査を受けていない方や最後に受けてからかなり年数が経っている方、どうしても検査に抵抗がある方などいらっしゃると思います。電話予約も随時承っておりますのでぜひ当院での内視鏡検査をお考えください。(大腸カメラの場合、食事制限や下剤の飲み方など事前の説明をさせて頂くため、一度検査前に当院まで来院して頂く必要がございます)
ひでしまクリニック副院長 内藤